はじめに
30歳、未経験から電気業界に転職して半年。
仕事で電気について学ぶ中で、もっと知識を身につけたいと思い、第二種電気工事士の資格に挑戦しました。
学科試験を終え、次に待っていたのが技能試験。
「工具を使うのも慣れていない自分に本当にできるのか?」
最初はそんな不安もありました。
この記事では、私が技能試験に向けてどんな練習をしたのか、本番で何が起きたのか、そして合格した時に感じたことを正直に書いていきます。
なぜ第二種電気工事士を受験したのか
30歳で未経験から電気業界に転職した私は、仕事をする中で「もっと電気について理解したい」と思うようになりました。
転職する際に「手に職をつけたい」という思いがあったことも、資格取得を目指した理由の一つです。
実際に現場に出てみると、工具や材料の名前を覚えるだけでなく、図面を読んだり、電気の仕組みを理解したりと、覚えることがたくさんあります。
そこで、仕事をしながら資格の勉強をすることで、現場で必要な知識を身につけながら、自分自身のスキルアップにもつなげたいと考えました。
また、私の会社には資格手当があるため、資格を取得することで収入アップにもつながります。
仕事に必要な知識を身につけられて、資格として形にも残り、さらに収入アップにもつながる。
そう考えると、第二種電気工事士は今の自分にとって挑戦する価値のある資格だと思い、受験を決めました。
もちろん、仕事をしながら勉強するのは大変でした。
それでも「未経験だからこそ、今のうちに知識を身につけたい」という気持ちで、少しずつ勉強を続けました。
そして、まずは学科試験を乗り越え、次はいよいよ技能試験へと進むことになります。
技能試験までにやったこと
学科試験が終わった後、5月10日頃から技能試験の練習を始めました。
技能試験は、学科試験とは違って実際に工具を使って作業する必要があります。
私は電気工事自体が未経験だったため、最初は工具の使い方や作業手順を確認しながら練習しました。
まず複線図を理解する
技能試験の練習を始めて、まず意識したのが複線図を理解することです。
複線図を正しく書けないと、その後の配線作業でも間違えてしまう可能性があります。
最初は「この線はどこにつながるんだ?」と迷うこともありましたが、問題を解きながら繰り返し複線図を書くことで、少しずつ理解できるようになりました。
特に技能試験では時間も限られているため、複線図をできるだけスムーズに書けるようにしておくことが大切だと感じました。
工具の使い方を覚える
次に、実際に工具を使って作業する練習をしました。
電気業界に転職するまで工事関係の仕事をしたことがなかったので、工具の扱いにも慣れていませんでした。
ケーブルの被覆を剥いたり、リングスリーブを圧着したり、器具に電線を接続したりと、一つひとつの作業を確認しながら練習しました。
中でも、中スリーブの圧着は少し手こずりました。
何度か練習することで、どの位置で圧着するのか、どのくらい力を入れるのかなど、少しずつ感覚をつかめるようになりました。
候補問題を繰り返し練習する
技能試験には候補問題が13問あります。
私は5月10日頃から練習を始め、13問を2周しました。
1問あたりの作業時間は約25分。
準備や片付けなども含めると、1問につき約1時間ほどかかりました。
最初は手順を確認しながら作業していましたが、繰り返し練習することで、少しずつ作業の流れを覚えていきました。
時間を意識して練習する
技能試験では、正しく作業することはもちろん、決められた時間内に完成させることも重要です。
そのため、練習するときも「ただ完成させる」のではなく、時間を意識するようにしました。
最初は時間がかかってしまっても、何度も練習するうちに作業の迷いが減り、少しずつスピードも上がっていきました。
そして、いよいよ技能試験本番を迎えることになります。
実際に技能試験を受けて感じたこと
試験当日は、会場まで電車で向かい、駅からは試験会場まで運行されている無料バスを利用しました。
バスは満席で、周りを見ると同じ試験を受ける人ばかり。
「この人たちも全員、今日の試験を受けるんだ……」
そう思うと、試験が始まる前からどんどん緊張してきました。
会場は大学だったのですが、100人ほど入る教室がいくつもあり、自分の教室を探すのも一苦労。
時間には余裕を持って到着したつもりでしたが、初めて行く会場ということもあり、試験当日は早めに会場へ向かうことをおすすめします。
無事に自分の教室を見つけて席に着き、試験開始を待ちます。
問題用紙や機材が順番に配られていくのですが、これがなかなか時間がかかります。
緊張していることもあり、
「早く始まってくれ……!」
と、そわそわしながら待っていました。
そして問題用紙が配られ、機材を確認していい時間になりました。
そこで、私はあることに気づきました。
「……この問題、13問の中でも一、二を争うくらい時間がかかる問題じゃないか?」
まさか本番で、よりによってこの問題が来るとは……。
一気に不安になりました。
試験開始までの時間は、問題を思い出しながら、頭の中で何度も複線図を書いていました。
そして、いよいよ試験開始。
まずはすぐに複線図を書き始め、約2分ほどで書き終えることができました。
ここで少し気持ちが落ち着き、焦らずに作業を始めることができました。
練習のときよりも一つひとつの作業を丁寧に行い、複線図を書く時間も含めて、約25分で完成!
「間に合った……!」
と思いながら、残りの15分を使って入念に見直しました。
5回ほど確認を繰り返し、問題ないことを確認。
最後は自信を持って試験を終えることができました。
ただ、帰りのバスに乗ると、
「本当に大丈夫だったかな……」
と、だんだん不安になってきました。
何度も見直したはずなのに、終わってから「あそこ大丈夫だったかな?」と考えてしまいます。
でも、いくら考えても結果が変わるわけではありません。
「もう終わったことだ!」
と気持ちを切り替えて、帰りに大好きなラーメンを食べました🍜
試験が終わった解放感もあり、いつも以上に美味しく感じました(笑)
合格発表、そして合格して感じたこと
そして、無事に合格することができました!
合格を知った時は、まず「ほっとした」という気持ちが一番でした。
試験当日は「本当に大丈夫だったかな……」と不安な気持ちでいっぱいだったので、合格が分かった瞬間に、その不安から解放されたような感覚でした。
その後、少しずつ「合格できたんだ」という嬉しさが込み上げてきました。
そして後日、正式な合格通知のハガキも届きました。
ハガキを実際に手にすると、改めて「本当に合格したんだな」と実感しました。
30歳、未経験からの挑戦だったので、勉強や技能試験の練習を始める前は不安もありました。
それでも、仕事をしながら練習を続けてきて、本当に良かったと思います。
今回の合格を通して、30歳・未経験からでも、挑戦して努力を続ければ一歩ずつ前に進めるということを、自分自身で実感することができました。
第二種電気工事士の資格取得は一つの目標でしたが、ここがゴールではありません。
これからは、資格の勉強で身につけた知識を現場で活かしながら、さらに経験を積んでいきたいと思います。
第二種電気工事士を取得して感じたこと
第二種電気工事士を取得して感じたこと
- 電気に対する理解が深まった
- 工具や材料を見る目が変わった
- 現場で先輩の話が少し理解しやすくなった
- もっと勉強したいと思うようになった
資格を取得したことで、電気に関する知識が増えただけでなく、実際の現場でも少しずつ変化を感じるようになりました。
もちろん、資格を取っただけですべてが分かるわけではありません。
これからは、資格の勉強で身につけた知識を現場で活かしながら、さらに経験を積んでいきたいと思います。
まとめ
30歳、未経験からでも第二種電気工事士に挑戦することができました。
最初は「自分にできるのかな」と不安でした。
電気の知識もほとんどなく、技能試験の練習を始めたときも、うまくできないことがたくさんありました。
それでも、複線図を覚えたり、工具の使い方を練習したり、候補問題を繰り返し練習したりと、少しずつ取り組んでいきました。
その結果、無事に合格することができました。
今回の経験を通して、最初はできないことでも、少しずつでも続けていけば結果につながるということを実感しました。
もし今、「30歳から資格に挑戦するのは遅いかな」「未経験だけど自分にできるかな」と悩んでいる方がいたら、まずは一歩踏み出してみてほしいと思います。
私自身もまだまだ勉強中です。
これからも資格取得や電気の仕事を通して経験したことを、このブログで発信していきます。
この記事が、これから第二種電気工事士に挑戦する方の参考になれば嬉しいです。


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